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![]() ホメオパシーの歴史 |
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| ホメオパシーは、約200年前、ドイツのドクター、ハーネマンによって体系化され、確立した療法です。 ハーネマンは、当時の医療の過酷な治療にうんざりとしていました。主流だった血を抜く療法(しゃ血)や有毒な薬(水銀、砒素など)は、治療効果があまりないばかりか、その副作用がすさまじく激しく、患者達をとても苦しませていたからです。 ハーネマンは、治療が人を苦しめるものであってはならないと思い、当時の医療のあり方に幻滅していきました。医療を中断し、医学書の翻訳の仕事を始めたのです。 最初に翻訳したのが、スコットランドのカレンという有名なドクターの薬効書でした。ハーネマンは、カレンのキナの皮についての記述に納得できませんでした。「キナの皮の苦味成分がマラリアに効く」と書かれていたからです。 キナの皮は、当時、マラリアの特効薬とされていました。キナの皮よりもずっと強い苦味成分のあるものがあり、それらがマラリアに何の効果も無いことを、ハーネマンは実験をして知っていました。 そして、ハーネマンは、マラリアの特効薬とされているキナの皮を服用してみました。すると、発熱し、悪寒がし、脱水症状がおき、マラリアと同じような症状があらわれました。しばらくすると、その症状は消えますが、再びキナの皮を服用すると症状があらわれるのです。 この実験をヒントに、「健康な人に投与して、ある症状を起こさせるものは、その症状を取り去る」という「同種の法則」を発見しました。 さらに、ハーネマンは、有毒物質であるキナの皮をつぶし、アルコールで薄め、叩くことを繰り返すことで、その毒性が失われ、心身の症状に深く作用することをも発見しました。この発見を「超微量の法則」と呼びます。 ハーネマンは、次々に、キナの皮の時と同じような実験を、他の物質でも行い続けました。自分や家族、同僚に服用してもらい、どんな症状が起きるのかを詳細に観察し、記録していったのです。この実験を、Proving プルービングと言います。「実証」、実際に証明するという意味です。 こうして、「同種の法則」と「超微量の法則」を根本原理とした療法が体系化され、ギリシャ語のHomoios (同種の意)とPatheia (病気の意)を組み合わせ、Homoeopathy ホメオパシーと名付けられました。 その後、ハーネマンの新しい医学、ホメオパシーは次第に知られ始め、人々の評判を得たのです。しかし、ハーネマンは、ドイツの医師会にうとまれ、弾圧され、ドイツから追放されました。フランス人の妻とフランスへ逃げのびたのです。 ハーネマンとホメオパシーは、フランスの人々に受け入れられ、大歓迎され、手厚くサポートされました。ホメオパシーの実践と研究は、フランスで躍進を遂げることになったのです。 ホメオパシーは、ドイツ生まれのフランス育ち。ホメオパシーの開祖ハーネマンの墓はフランスにあります。 |
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