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治癒の法則
 ホメオパスが選択したレメディーをとり、自然治癒力がスイッチオンされて、滞っていたバイタルフォースが流れ出すと、どのように慢性病が治っていくのでしょうか?

 ホメオパシーには、治癒の方向性の法則「ヘリングの法則」というものがあります。

 ヘリングは、アメリカのホメオパスドクターであり、ハーネマンの弟子でした。ヘリングの法則は、ハーネマンの出版物の中で、ハーネマンによって発表されました。弟子の功績をたたえ、治癒の法則にその名をつけたのです。

 レメディーによって自然治癒力が発動し、治癒が始まり出すと、病気が出口へ向かう一定の方向性を持ちます。それを法則化したのがヘリングでした。

 ヘリングは、5つの治癒への方向性を発見しました。

 1. 体内か体外へ
例: 手足の冷えと浮腫みがよくなってきたら、皮膚が痒くなり始めた。体内である腎臓から、体外である皮膚へ。皮膚からの排泄が始まったということ。

 2. 上から下へ
例: 顔のアトピーが、腕と足に移った。頭から手足へ。体内毒を体の末端である手足に押しやっている。

 3. 心から体へ
例: 精神分裂症の人が、風邪をひいた。心が病気の時は、体が病気になれない。心の病気から、体の病気へ。

 4. 重要な器官から、より重要でない器官へ
例: 慢性的な生理痛がよくなったら、喉が痛み出した。生殖器から喉へ。喉を腫らし、痰で体毒を出して治していこうという営み。

 5. 病気が重くなっていった時と逆の過程へ = 逆順序の法則
例: 喘息発作がすっかりとおきなくなったら、昔のアトピーが戻ってきた。現在の病気から過去の抑制した病気へ。

 ヘリングの法則どおりに症状が動き出したら、レメディーでスイッチオンされた自然治癒力が、自らの力で自らを治し始めているということです。


















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